シークレット座談会 第2回

シークレット座談会第2回
仕事をすることで得られるものは?

T美T美

35歳[建築業]
結婚当初より、家業の建築関係の会社に勤務。2歳と9歳の子がおり、普段は夫の母が保育園の送迎などをサポート。職場は完全な男の世界。彼女自身も現場では屋根に登って施工を行う。

E子E子

36歳[介護士]
夫と7歳、11歳の子をもつ母。パートタイムでホームヘルパーとして働いている。勤務時間などはある程度融通がきくが、シフト制なので(子の病気など)急な休みの際の対応が悩みの種。

H美H美

34歳[エステセラピスト]
自宅から車で5分の場所にあるエステサロンに勤務。9歳と13歳の子、夫、自身の両親と同居している。以前は飲食店を営んでいた料理好き。将来は夫とともに、再び飲食店経営をしたいと夢見ている。

仕事と家庭の両立、一番大変なことは?

T美夕飯の支度です。うちは自営なので、家族全員が同じ時間に帰宅します。夫や子どもがくつろいでいるのに、私は座る間もなく食事の準備。ちょっとムカつく瞬間ですね(笑)。
E子私は、仕事では利用者さんの家を掃除しているのに、家に帰ったら、散らかった我が家を見てうんざりしてしまう。「私の人生何なの!」って叫びたくなることも。
H美私の仕事は予約制でお客様を迎えているから、ハタラク時間も家にいられる時間もバラバラ。仕事と家事のペースを上手くつくれなくて困ることがありますね。人のストレスを解消してあげる仕事なのに、自分がストレス溜め込んでしまいます。

自分なりの対処法ってありますか?

T美一番いいのは、夫や子どもに上手に手伝わせることだと思うけれど、結婚当初からこのスタイルなので、もう無理かも…。まぁ、せめてもの救いは、出来合いのお惣菜でも文句を言わないことかな。何でも美味しく食べてくれるので、それで我慢しています。
E子夫も子どもも最初の躾が肝心よ(笑)。ウチは長女がよくお手伝いをしてくれるし、夫も風呂掃除やゴミ出しなどを進んでします。コツはね、ちょっとくらい下手でも文句を言わないこと。仕上がりがイマイチでも、「助かるわ」って言うと、またやってくれるから。
T美私はそれができないんだよね。変にされるくらいなら、しんどくても自分がしたほうがマシって思っちゃう…。
H美その気持ちも分かるけれど、お母さんがダウンしないために、家族に手伝ってもらいましょうよ。うちの夫は一人暮らしが長かったから、こまめに声をかければ、一通りのことはやってくれています。「声かけ」と「感謝」と「少々のことは大目に見る」。これで、負担を軽くして、もっと一緒に遊びましょう(笑)。
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夫や子ども以外で、頼りになるのは?

T美義理のお母さんですね。同居ではありませんが、保育園の送迎で助けてもらっています。また、おかずをタッパーに入れてもたせてくれることもあります。お義母さん自身も働きながら子育てをした方なので、とても理解があって…。あっ、夫が手伝ってくれない分、お義母さんが穴埋めしてくれているのかしら(笑)。
H美私は同居している実両親。母も仕事をしているので、手分けして家事をこなしています。ただ、私は料理が好きだから、ご飯づくりは私の役目。それ以外のことを母にやってもらいますね。実母だから言いたいことが言えるのもメリット。
E子私は、距離的な問題もあり、両方の実家に頼れないので、お二人が羨ましい!ただ、私にとっての救いは、T美さんやH美さんをはじめとする友人たち。精神的な助けになってもらっています。H美さんの自宅が溜まり場になっていて、子連れのご飯パーティを開くことも。友人の存在は大きいですね。

今、何のために仕事をしているの?

T美私は実家の両親も共働きだったので、女性も働くのが当たり前という考え方が染み付いています。それとやっぱりお金。教育費に備えたい気持ちは大きいですよ。
H美それは私も同じ。あと、自分にかけるお金は自分で稼ぎたいという思いもあります。それと仕事柄、いろいろな方に出会いますが、あたたかな思いにふれると、私の方が元気をもらうことも。
E子お金も欲しいし、専業主婦で1日家にいるのはしんどいという気持ちもありますね。もし、仕事していなかったら、ダラダラして無駄に日々を過ごしてしまいそう…。だって子どもが小さな時は専業でしたが、その頃より、今の方が効率的に家事をしています。時間の使い方が上手くなったのよね。
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仕事を辞めたいと思ったことは?

E子何度もあります。正直な話、利用者さんとの関係に悩み、泣きながら帰ったこともありました。夫に相談したら「せっかく資格を取ったんだから、もう少し頑張れば…」と励まされて。また、とても可愛がってくださる利用者さんもおり、せっかくつくった人間関係を壊したくないと踏ん張っています。
T美私は夫と一緒に仕事をしているでしょ?だから夫婦喧嘩した時には「もう辞めてやる!」って思うの(笑)。でも、仕事中は会話しないわけにはいかなくて、気づけば仲直りしています。働くことが好きなので、本気で辞めようとは思っていません。
E子子どもの病気などで急に休まなくてはいけないこともあります。職場の人に、迷惑をかけるのも辛いことの一つ。幸い、同僚や先輩は子育てを終えた方が多く、「将来はあなたも、次の世代を支えてあげてね」って言って気持ち良くシフトを変わっていただけています。だから、数年後は子育て世代の方のサポートをして、恩返しできたらいいなぁ。
H美私のようなお客さん次第の仕事は、ある程度、働き方に融通がきくけれど、収入面での苦労はありますね。売上が上がらない時、利益が出ない時には、「このまま続けてもいいのか」と悩みます。ただ、仕事そのものは楽しく、やりがいがあるので、少しずつ成長していきたいですね。

将来、どんな自分になっていたい?

H美以前、飲食店を経営していたのですが、子どもが成人したら、夫とともに店を再開したい。料理好き、人好きなので、皆を得意の料理でもてなしたいと思っています。子育て中の方が気軽に息抜きにこられるような店が理想ですね。
E子自分のために時間を使いたい。夫婦で遊んだり、友人と過ごしたり。旅行もしたいですね。今は無我夢中で余裕のない日々ですが、一生懸命頑張れば、きっとそんな風に過ごせると思うの。
T美本当にその通り。今は時間に追われるような日々だけど、ここで頑張っておけば、経済的にもゆとりをもてるようになるから。それに仕事を通じて世界が広がり、仲間や友人も増えました。絶対に「頑張ってよかった!」と言える日がくるはずです。
H美E子そうそう!これからも頑張りましょうね!
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