輝くあの女性のように 第6回

ベネフィット・ワン 井門由貴さん

話すことが好きで、コールセンターの仕事を選んだ井門さん。「電話の向こうのお客様にも笑顔を伝えたい」とヒマワリの様に微笑む彼女に、お話をお聞きしました。

写真

井門さんのヒストリー

1985年 松山市生まれ。
2004年~ 調理・製菓専門学校で調理師、製菓衛生免許を取得。
飲食店、化粧品販売、洋菓子店に勤務。
2012年6月~ 株式会社ベネフィット・ワンにアルバイトで入社。
契約社員を経て2014年から正社員となる。
2013年 結婚。
2014年11月 長女を出産。
2015年12月 育児休暇を取得(2014年10月~2015年11月)し復帰。

今の仕事を選んだ理由と実際の経験やお仕事内容は?

元々話をすることが好きなのと、専門学校在学中に接客や販売のアルバイトで電話対応の経験があったので、コールセンターの仕事にチャレンジしたいと思いました。また、幅広い年齢の方々と話すことでいろいろな知識が得られ、自分のプラスになるんじゃないかと思ったのもきっかけです。
実際に業務に携わると、電話口のお客様の要望をくみ取り、パソコンなどで情報収集しながら話をしなければならないのが大変でした。その中でお客様から言われた気になる言葉や要望はメモしておき、後で調べ、場合によってはチームで相談をしながら解決していくようにしました。そんな風にだんだん要領がつかめるようになり、仕事が楽しくなってきました。

写真

コールセンターで働いてよかったことは?

9割ほどが女性なので、相談をしたりされたりと助け合っています。お子さんがいる女性も多いので、体調不良などで突然休むことになっても皆さん理解があります。逆に私も「休んでください」と言うことができるほど、非常に環境のいい職場です。働き方も様々で、お子さんの帰宅時間に合わせたパート勤務をされている方もいます。
そして、社内には私の憧れや目標でもある女性がいます。その方には2人のお子さんがおり、管理職の方なので忙しいとは思いますが、プライベートもとても充実している様子がうかがえます。彼女は、料理や子どもと楽しむための情報収集や自分磨きにも、労を惜しまないんです。そんな方と一緒に仕事をしていると「私にもできる!やれる!」と励みにもなるし、お手本になります。また、この職場は、頑張ればその分キャリアアップできる制度なのでやりがいもあります。

写真

育児休暇を取得され、職場環境はどうですか?

当社は「くるみん認定企業」でもあり、アルバイトから正社員の方まで、産休・育休を取得されている女性が多いんですよ。そのため、育児休暇を取るのが「当たり前」と思っていました。
育休明けの配属先については、会社より事前に相談がありました。私の場合は、本社の仕入れ、法人担当者の対応や各部署との連携をしていた経緯もあり、仕事に復帰しやすいだろうという配慮から経理部で復帰。現在は子どもが小さいため、時間を短くして働いています。さらに、上司がすごく聞き上手、指導上手。チーム員の気持ちにも寄り添ってくれる方なので、仕事もしやすく、居心地の良い環境を作ってもらえています。実は、私の実姉も同じ社内に勤務しており、現在育休中なんですよ。
くるみん:厚生労働大臣(都道府県労働局長へ委任)から「子育てサポート企業」として認定を受けた企業。

写真

何をしている時間が好きですか?(リフレッシュの仕方)

かつて資格を取得したぐらいですから、お料理やお菓子を作るのも食べるのも好きです。今はまっているのは、ある洋菓子店のショコラモンブラン。料理は献立を考える時間も楽しいですね。帰宅中には「冷蔵庫に何があったかな」と、夕飯のメニューを考えたりします。最近はSNSや料理アプリを利用して、メニューを考えられるので便利ですね。
もちろん子どもと一緒に過ごしている時間も大切です。私も娘も歌うことが好きなので、車で保育園に送迎する際は、「おかあさんといっしょ」のCDを聞いて一緒に歌っています。家では私の歌に合わせて、子どもは踊っているので微笑ましいですよ。
また、奥田英朗さんの小説を読むのも充実した時間。最初のページを読んだだけで、イメージが湧きのめり込むことができますよ。でも、最近は読む暇がないのが残念ですね。

写真

今後チャレンジしていきたいことや夢はありますか?

人前に立つことは苦ではないので、人に何かを教えることができたらいいなと思います。
だから、歳を取ったら料理教室やお菓子教室を開きたいな。料理やお菓子はちょっとした具合で味が違ったり、ケーキは膨らまなかったりするので奥が深いです。学生時代から調味料の配合や定番メニューにどんな材料を加えたらどうなるかなど、ノートにつづっていて、この「料理ノート」は、自分にとって大切な宝物です。

写真

タイムスケジュール

6:30 起床
家族で朝食。お子さんの身の回りの支度と登園準備を整えます。
8:15 登園、出社
お子さんを保育園に送り届けてから出社。職場まで車で約30分。
16:00~18:30 退社
夕飯の買い物をすませ、保育園にお迎えに行って帰宅。夕飯づくり。
18:30~20:00 夕食
お子さんと夕食。
20:00~22:30 お子さんの寝る準備など
お風呂、お子さんの寝かしつけ。その後帰宅したご主人の夕飯づくり。
22:30~24:30 明日の準備とリラックスタイム
翌日のお弁当作りやリラックスタイム。
24:30 就寝
保育園の送迎中の車内では娘と大合唱♪笑顔でHappy! お菓子も料理も作るの大好き!娘と一緒に作りたいな

これから「ハタラク」あなたに、井門さんからのメッセージ

働くことでと子供と過ごす時間が減ってしまうのでは・・・、と心配しがちだと思いますが、短い時間だからこそ密に接することができている気がします。また、意外と自分の時間を作ることができ、生活も充実します。家族の協力も大切ですね。私の場合、実家が近いので、いろいろと助けてもらうことも多いし、夫には朝の洗濯物をしてもらっています。働くことを諦めている方も多いと思いますが、「なんとかなる」と一歩踏み出して欲しいです。また、働くために自分の条件があると思いますが、全部ではなく、一つずつ「大丈夫」に変えていけば良いと思います。例えば保育園が見つかれば一つクリアですね。そして、協力してくれる家族にはダメ出しはせず「ありがとう」を伝えてください。それも自分の時間を作るための一歩だと思います。頑張ってください。

写真

写真

「おもてなしの心」をたいせつに。

株式会社ベネフィット・ワン 松山オペレーションセンター

愛媛県松山市藤原2丁目8-8
TEL:089-903-1000(直通)
詳細はホームページをCheck!
勤務時間の相談もしていただけます。