福井を舞台にした映画「時のおと」が、2025年2月28日に福井市のメトロ劇場で公開されます。
鯖江市出身の映画監督・片山享さんが手がけた本作は、福井県内5つの地域で撮影されたオムニバス作品。
「音があるから町は町であり得る」というテーマのもと、“町の音”を通して地域に暮らす人々の日常を描きます。
映画ファンはもちろん、ロケ地巡りや地域文化に関心のある方にも注目の作品です。
映画「時のおと」が福井で公開へ
映画「時のおと」は、2025年2月28日より福井市順化のメトロ劇場で公開されます。
福井出身の片山享監督が手がけた本作は、2023年春から約1年をかけて撮影されました。
東京での上映後、地元での公開が決定。
1月31日には東京都内で舞台あいさつも行われ、「映画を見て福井に行きたくなった」という声が多く寄せられたといいます。
観光PRを前面に出す作品とは一線を画し、あくまで“町の音”を軸に地域のリアルな姿を描いた点が特徴です。
地元公開は、福井の観客にとって特別な機会となりそうです。

映画「時のおと」とは?
映画「時のおと」は4話構成のオムニバス作品です。
登場する主人公は、
・演劇部の高校生
・街の音に憧れた女性
・漁師
・移住者
それぞれの立場から、同じ福井という土地で流れる“時間”と“音”を描いていきます。
本作の大きな特徴は、「音があるから町は町であり得る」という監督の思想に基づき、人工的な音響演出を極力排した構成です。
観客は、風の音や祭りのざわめき、人々の生活音を通して、福井の空気感を体感することになります。
観光映画とは一線を画し、日常の積み重ねを丁寧に映し出す静かな作品です。
ロケ地は福井県内の5地域
本作は、福井県内5つの地域で撮影されました。
・福井市
・小浜市
・南越前町
・鯖江市
・勝山市
小浜市では旧茶屋町「三丁町」が登場、歴史情緒あふれる町並みが印象的に映し出されます。
勝山市では「弁天桜」や伝統行事「勝山左義長」も撮影に取り入れられ、地域の風物詩が物語に溶け込んでいます。
ロケ地を知ることで、映画鑑賞後の“聖地巡礼”や観光にもつながるのが魅力です。
キャスト紹介
福井ゆかりの俳優陣も出演しています。
・津田寛治さん(福井出身)
・上のしおりさん
・笹木奈美さん
・窪瀬環さん(勝山市出身)
・葵うたのさん
・柳谷一成さん
特に勝山市出身の窪瀬環さんは小浜編に出演。「町に流れる時を止めたい」と願う無垢な女性を演じました。
窪瀬さんは撮影期間中、町を歩き人々の生活を肌で感じたと語り、「地元の人たちにこそゆっくり見てほしい作品」と呼びかけています。
地域の人々も多数出演している点も、本作のリアリティを高めています。
引用:みんなの経済新聞
メトロ劇場での上映スケジュール
福井市のメトロ劇場では、以下の日程で上映が予定されています。
・2月28日
・3月1日
・3月7日
・3月8日
さらに、2月28日と一部日程では片山享監督らによる舞台あいさつも予定されています。
東京での舞台あいさつでは、「映画を見て福井に行きたくなった」という声が多く寄せられたとのこと。
福井公開では、地元ならではの温かい交流が期待されます。
ネット上での反応と声
ネット上では東京上映後、
・「福井の空気が伝わる映画」
・「観光映画ではないのに、福井に行きたくなる」
・「音だけでこんなに町を感じられるとは思わなかった」
といった感想が見られます。
片山監督も「観光映画と逆行するような作りをした」と振り返りつつ、それでも“福井に行きたくなる”という声が届いたことを励みにしていると語っています。
地域映画としての新しい可能性を感じさせる作品と言えるでしょう。

まとめ
映画「時のおと」は、福井の“町の音”を丁寧に記録し、人々の暮らしと時間を映し出す作品です。
福井市・小浜市・南越前町・鯖江市・勝山市という5地域を舞台に、福井の魅力を静かに、しかし深く描いています。
2月28日からのメトロ劇場公開は、地元で体感できる貴重な機会です。
福井に住んでいる人こそ、改めて自分たちの町の音に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。
映画ファン、地域文化に関心のある方は、ぜひ劇場で「時のおと」を体感してみてはいかがでしょうか。


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