輝くあの女性のように 第15回

INTEGRAL YOGA STUDIO
ビーウィズ株式会社 サイボウズ松山オフィス オペレーター 源 由美さん

お子さんの幼稚園入園を機に、仕事復帰された源さん。コールセンターで働く彼女の仕事と子育てについて、お話をうかがいました。

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源さんのヒストリー

1977年 松山市生まれ
1998年 松山の短期大学卒業後、栄養士として就職
2010年 結婚、退職し、事務の仕事を始める
2014年 妊娠を機に退職
2015年 双子の男の子を出産
2017年 ビーウィズ株式会社入社

前職では栄養士や事務職をされていたと聞きました。

そうなんです。短大で栄養士免許を取得し、赤ちゃんから高齢者まで、幅広い年代の方のお食事を作っていました。ひとまずキャリアを10年積んでおけば、またいつか資格を活かせる機会が来たときにチャレンジできるかなと思って頑張りました。ですが、結婚が決まったとき、時間的に両立が厳しいと感じて退職。勤務時間がきっちりしている事務の仕事に就きました。

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双子のお子さんの妊娠から仕事復帰までの歩みは?

初めての妊娠ということに加え、双子ということだったので、正直、怖いという気持ちがありました。そのときはもう仕事を続けるという考えはなく、とにかくこの子たちを無事に産むことだけを考えました。
出産後も、3歳頃まではできる限り一緒にいようと決めて育児に専念しましたが、やはり働きたいという気持ちはずっとあったので、幼稚園に入園したことを機に就職活動を開始しました。最初は事務が第一条件で、さらに月曜から金曜の9時〜17時勤務。土・日曜、祝日とお盆、正月休みという条件でいろいろ探してみたのですが、これだけの条件が揃うところはそうそうないですよね(笑)。それでどうしようと考えているときに、えひめリビング新聞社さんが実施(※)している「まつやまに住む女性のための就職支援講座」という取り組みを知ったんです。

※松山市が「女性人材の確保・育成支援事業」をえひめリビング新聞社に委託したものです。

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「まつやまに住む女性のための就職支援講座」とは?

ブランクを埋めるために、まずは挨拶の仕方といったビジネスマナーから電話対応、パソコンの使い方などの基礎研修を受けたうえで、就職を見据えて実際の企業で職場体験をさせていただく。そのなかで職場実習先企業と合意ができれば、就職決定につながるという内容の講座でした。
そこで私はいろんな仕事を体験させていただき、コールセンターのアウトソーシングを行うビーウィズを通してサイボウズ松山オフィスのコールセンターのお仕事に出会いました。

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当初希望されていた事務のお仕事ではないですが、決め手は?

さまざまな職場を体験したことで、仕事を選ぶポイントとして「事務にこだわることはないのかも」と、新しいことに踏み込んでチャレンジしたいと考えるようになりました。そんななかでサイボウズのコールセンターを経験し、みんなが教えあう、フォローしあう環境に惹かれました。そしてサイボウズの公明正大を文化とする、嘘や不正がないところにとても魅力を感じました。時間短縮の働き方に理解があり、定時は9時から18時のところ、17時までにしていただけたことも決め手となりました。希望休も取りやすいですし、子どもが急に熱を出したときなども快く送り出して下さり、本当に恵まれています!

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コールセンターのお仕事内容を教えてください。

コールセンターでは、お客様からの電話やメールに対応するカスタマーサポート業務に就いています。インフォメーションセンターという窓口の役割ですので、サイボウズが展開するサービスに関する詳細や料金、使い方についてのご相談などが主な内容です。電話対応は事務の仕事をしていたころもしていたので大丈夫かな?と思っていましたが、実際にやってみると、耳だけでお客様のお話しされる内容を把握し、お答えすることに最初はとても緊張しました。聞いたことをパソコンに入力し、整理するという業務もあり、初めて経験することの連続でしたが、みなさんが教えてくださるので安心して仕事に取り組めています。また、パソコンの操作はこれからの生活でも必要になってくるので、この機会に学ぶことができ、ありがたく思っています。

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仕事と育児の両立について、ご家族のサポートは?

主人の育児サポートは毎日!本当にイクメンですね。子どもたちが幼稚園に入るので仕事復帰をしたいと相談した時も快く背中を押してくれました。
主人は仕事が終わる時間も早いので、子どものお迎えも夫婦で分担しています。夕食の支度やほかの家事をする間も子どもたちと遊んでくれるのでとても助かっています。
私の実家は近くにあるのですが、両親の年齢も考えて出来る限り子育ては夫婦でなんとかするようにしています。それに、普段子どもたちと離れて仕事をしているので、病気のときは出来るだけそばにいてあげたい気持ちが強いですね。

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今後のビジョンを教えてください。

子どもたちと一緒にワーク・ライフ・バランスを大切にしていきたいです。子どもたちは成長するにしたがって学校や習い事などでどんどん外に出ていく。いつかは離れていくことを考えたら、瞬間瞬間がとても貴重な時間だと感じます。私にとって子どもは天からの預かりものなんです。だから巣立っていくまでは大事に大事に育てていくのが使命だと思っています。
そして、子どもたちが独立したら、夫婦二人の時間を大切にしていきたいですね。

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タイムスケジュール

6:30 起床
子どもたちのお弁当作り、朝食、勉強
8:00 幼稚園へ子どもたちを送り、通勤
9:00 出社
コールセンターでのオペレーション業務
勤務先のサイボウズ松山オフィスは街中にあるので、休憩時間に買い物をすることも。
17:00 退社
幼稚園のお迎え、買い物
18:15 帰宅
18:45 夕食
家族揃っていただきます!
19:45 お風呂
20:30 寝る準備
絵本などを読み聞かせて寝かしつけ
21:00 子どもたちと一緒に就寝

【好きなモノ、こと】

【好きなモノ、こと】

これから「ハタラク」あなたに、源さんからのメッセージ

子育てをしながら働くためには、さまざまな選択肢が考えられます。保育所に預けるか、幼稚園にするか?何歳から預けるか?何時まで預かってもらえるところにするのか?そして、働くうえで勤務先の条件の優先順位はどうするか?
私は3歳から幼稚園に入れて、9時から17時まで働くという選択をしましたが、それも主人のサポートがあってこそできたことだと思います。働き方は、そのときの家族との生活によっても変わってくると思いますし、「こうじゃなきゃいけない」という決まりはないので、縛られず、柔軟に考えてみると随分と楽になるのではないかなと思います。私も、子どもが大きくなってきたら、自分のやりたいことがまた出てくるかもしれないので、そのときはライフスタイルに応じてチャレンジしたいなと思っています。

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カスタマーサービス・BPOサービスを手がける

ビーウィズ 株式会社 松山センター

愛媛県松山市一番町1-15-2 松山一番町ビル8F
電話番号/0120-301-383(代表)
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